妊娠初期～臨月までの体調変化について

妊娠前の最終生理が始まった日を０日として、妊娠期間を計算していきます。妊娠中の1ヶ月は28日と定義されており、出産予定日は0週0日から280日後の40週0日と決められています。1ヶ月を28日間とすると10カ月に相当します。妊娠中の女性の体は見た目や体調もどんどん変化していきます。

妊娠初期（1ヶ月～4ヶ月）

赤ちゃんの重要な器官が形成される時期。ウィルス感染などに注意しましょう。

妊娠１ヶ月（０－３週間）２－３週目に排卵、受精、着床へと進み妊娠が成立する。
妊娠２ヶ月（４ー７週頃）月経が無く、妊娠検査薬や超音波検査などで妊娠の有無を確認できる。
妊娠３ヶ月（８－１１週頃）つわりが最も強くなりやすい時期。
妊娠４ヶ月（１２－１５）つわりがおさまり、食欲が出てくる。安定期に入る。おなかが膨らみ始める。

妊娠中期（5ヶ月～7ヶ月）

安定期　お料理などは薄味を意識し食べ過ぎないように注意。油や調味料は控えめに。

妊娠５ヶ月（１６－１９）胎動を感じ始める時期。乳房が大きくなり、お腹の膨らみもはっきりとわかるようになる。
妊娠６ヶ月（２０－２３）お腹の張りを感じやすくなり、体重も増加する。21週目頃には性別が判明できる。
妊娠７ヶ月（２４－２７）お腹がおへそのあたりまでふくらんでくる。

妊娠後期（8ヶ月～10ヶ月）

娠高血圧症候群（妊娠中毒症）を発症しやすい時期。塩分の摂りすぎや食べ過ぎに注意しましょう。太りすぎは母子ともに出産のリスクが高くなります。

妊娠８ヶ月（２８－３１）２８週前後に前置胎盤や低地胎盤の最終的な診断が行われる。30週－31週に逆子か診断される。
妊娠９ヶ月（３２－３５）羊水の量が最も多い時期。入院に必要な荷物などの準備をしておきましょう。
妊娠１０ヶ月臨月（３６－３９）規則的なお腹の張り・痛み（陣痛）・少量の出血（おしるし）破水があるとお産が始まる兆候。